垂直的・水平的骨造成を行ったインプラントの処置
他院で右下の奥歯を抜歯、大きな骨の吸収があるためインプラントを入れることができないと言われ、当院を受診されました。垂直的・水平的に骨造成を行い、インプラントを埋入しました。本症例は、骨造成を行わないとインプラントは不可能であり、骨を作らなければ、インプラント体が骨の中にある神経を突き抜けてしまいます。現在約7年経過していますが、インプラントは人工骨で支持されています。CT画像でも、人工骨が既存骨に調和しているようにみえます。メインテナンスにもきちんと来院されていますので、安定した状態を継続していけると思います。
